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脳梗塞を発症しますと嫌でも気を付けなく
てはいけなくなるのが、食事です。

 

 

脳梗塞とひと言で申しましても、他の疾患
を併発している場合や、その可能性がある
時などでも食事内容や献立も変わって来ます。

 

 

脳梗塞とセットになっていることの多い病気
ということでしたら、糖尿病や心臓の疾患が
代表格ですが、いずれにも関わってくるのが血圧や血糖値、脂質の問題です。

 

 

どんな食事内容にすればいいかは、やはり栄養士が個々の患者毎に栄養価や
療法を考慮して準備された、病院での食事が一番参考になると思います。

 

 

入院当初の数日は嚥下障害を懸念して流動食が届きましたが、誤嚥や咀嚼に
問題がないと判明してからは、高脂血患者向けの献立が配膳されるように
なりました。

 

 

よく病院食は美味しくないという声を聞きますが、初めこそ濃い味付けに
慣れ親しんでいたために、まるで何か調味料を入れ忘れたのではないか、
とも思ったものの、次第にとても美味しく頂けるようになりました。

 

 

食事量は暴飲暴食を繰り返していた習性から、気抜けするほど少なく感じ
ましたが、入院期間中に出っ張った腹部肥満が徐々に萎む様を思い起こせば、
キッチリと計算された適量であったことを証明しています。

 

 

献立の基本は低塩分と薄味、そして野菜を中心に
茹でたり蒸したりした惣菜が多くなっていました。

 

 

納豆や胡麻豆腐が好物へと変わったのも、脳梗塞での入院による怪我の功名
でしたが、意外だったのは昼食や夕食に焼きそばや天丼、とんかつなども
出されたことでした。

 

 

焼きそばなどはけっこう油っぽくて、淡白な食事に慣れた胃には、久々に
感じる新鮮な衝撃となりました。

 

 

 

ほとんどの献立はそのまま食べることが
出来ましたが、他の入院患者さんには
出されても、高脂血メニューでは一度も
お目にかかることがなかったものは、
カレーでした。

 

 

おそらくは香辛料などの刺激物が脳梗塞
には良くない、との判断があったの
でしょう。

 

 

そういえばお見舞いに来た友人と院内の
コーヒーショップへ出掛けるにあたって、
珈琲を飲んでもいいか担当医に尋ねた
ところ、最初は良いですよと答えてくれたものの、しばらくして病室に連絡が来て、
やはり念のためにやめておきましょう、と変わったこともありました。

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