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脳梗塞のリハビリの大きな障害となって
しまう痙縮の症状ですが、麻痺が後遺症と
して残った手足に緊張が走って、固まった
り突っ張ったりするために、生活や行動に
大きな影響がが出てしまいます。

 

 

小走りが出来るようになった現在でも、
人混みや階段では、緊張から足が思う
ように動かせなくなることは、日常茶飯事
なのですが、そのまま硬直してしまうと、
さらに不便なことになってしまいます。

 

 

入院時や外来でのリハビリでは、理学療法士や作業療法士の手で

筋肉の緊張を解すマッサージを毎日受けていました。

 

 

筋肉は使わないとどんどん退化して硬くなってしまう性質を持っていますが、
ここに脳梗塞の麻痺や緊張での硬直が加わりますと、さらに動かしにくい状態
が生まれてきます。

 

 

筋肉は一旦萎縮してしまいますと、反対方向へと戻すことが容易ではなくなっ
て、痙縮が常態化して拘縮と呼ばれる症状となることもあって、こうなると
回復させることがかなり困難な状態へと陥ります。

 

 

マッサージや日常のリハビリやストレッチでほぐせない場合には、色々な治療
法が検討されることになりますが、ひとつ前の記事のボトックスと並んで効果
的とされている緩和法が、ボツリヌス療法です。

 

 

ボツリヌス治療は、脳梗塞の麻痺などで
神経の伝達を阻害している筋肉を弛緩させる
薬剤を注射する方法です。

 

 

この注射で筋肉の緊張をほぐし、腕や指、
足などを動かしやすくして、痛みも緩和
する効果が確認されています。

 

 

ボツリヌス注射の効果はおよそ3~4か月
続くとされていますので、この間にリハ
ビリの成果を積み上げておけば、効果が
途切れた場合にも、痙縮の症状は治療を
始める前よりも軽減されることが多いです。

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コメント一覧
  • ボトックス注射をしてくれる病院を教えていただけないでしょうか。
    関東地区在住です。

    知り合いに何人か受けた人が居て聞いたのですが、まだ先生が練習中だとか、不慣れな病院もあり、できれば詳しい先生の居るところ教えて頂きたいのですが・・

    よろしくお願い致します。


    17/07/2012 11:59 PM | 加藤

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