脳梗塞のリハビリで大きなヒントとなった腰で歩く方法

人は腰で歩くとは、脳梗塞の外来リハビリを取り組んでいる時に、よくPTのセラピストから聞かされていた
言葉です。

今となってはよく分かるのですが、
脳梗塞の発症前には歩くことに
ついて深く考えたことはありません。

健常者は皆さんそうでしょうが、歩くことは無意識で行なっている動作にも等しいもので、
意識して歩かなきゃいけなくなって初めて、どうしたら上手く歩けるのかを考えるようです。

実際杖なしでも歩くことが出来るようになってからでも、そのバランスの
悪さや、歩様のおかしさから腰を痛めてしまったことが数度ありますが、
その際にはもはや歩くどころではありませんし、立ったり座ったリの
動作さえ激痛で覚束ないものです。

それでなくても左脚には麻痺がありますので、そのコントロールに腐心
しながらの歩行のために、腰が痛いとなりますと左脚への意識が痛みが
ない分薄れてしまって、日頃の気合を込めたコントロール態勢が、
無残にも霧消してしまうのです。

脳梗塞でのリハビリでも要となる歩行練習
ですが、重心や爪先、踵、膝の屈伸、体重
移動など覚えるべき(思い出すべき)
ポイントは数多くありますが、足先や
運びにどうしても気を取られがちですが、
腰を中心に歩く意識は大変に重要です。

セラピストがよく女性がお尻を振って歩く
様子をよく見て真似ると良いですよ、と
教えて下さいましたが、実にその様子は
上手く腰を中心にして、腰を軸にして
上手に体重移動をしながら歩いている
見本だったのです。

動かない足を懸命に振り回してまるで回し蹴りをしながら、右半身が少し前に出た独特の癖で自己流の歩行でリハビリを続けていた私に、腰での歩行はとても大きなヒントとなりました。