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脳梗塞に至る原因は様々にありますが、
強いて悪者をひとりだけ名指しするなら、
やはり高血圧だろうと思います。

 

 

私の場合には高血圧高脂血症(現在は
脂質異常症に改名)が、脳梗塞を引き
起こした原因と神経内科の主治医から
説明がありました。

 

 

加えて説明があったのが日頃の生活習慣が
大きな要因となっていることで、メタボ
リックシンドロームとの邂逅がこの時と
なりました。

 

 

折からの健康ブームやサプリメントの登場を見るまでもなく、中性脂肪や腹部肥満、運動不足に喫煙・飲酒、脂肪分の多い食生活、高塩分や濃い味付けなどなど、およそ不健康だと思われる「生活習慣」のオンパレードでした。

 

 

これらすべては血液の粘度を高めて血流を悪化させることに繋がる上に、
さらに加齢による血管の疲弊がプラスされていきます。

 

 

日々ストレスからのささやかな解放だと信じていた紫煙は、吸い込む毎に
血管を萎縮させて脳にも身体にも、ストレスとダメージを与え続けて
いきました。

 

 

働き盛りと呼ばれる年代、具体的には40代から50代にかけては、まさに
脳梗塞や心筋梗塞などの血管性疾患のデンジャラスゾーン突入の時期と
なっています。

 

 

自身を顧みましても元来は低血圧体質であったものが、動かない、呑む・
吸う、脂っこいものひと筋の生活でしたので、脳梗塞を自ら手招きして
いたようなものです。

 

 

冗談のような話ですが、あまりのお腹の
出っ張り具合に、寒い季節ながらホンの少し
でも散歩かジョギングでも始めよう、
よしっ、3月からやろう!と考えていたら、
2月末に脳梗塞を発症してしまいました。

 

 

勿論、走っていれば脳梗塞にならなかった
ということでもないのですが、ちゃんとツケ
は回ってくるな、というのは実感です。

 

 

血圧にコレステロール値、血糖値など
現代人、とくに50代ともなれば気に掛かる数字は多いのですが、運動・食事・飲酒に
喫煙は命に直結することを教わったのが、脳梗塞の原因からの教訓だったのです。

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