脳梗塞の発症自体が場合によっては生命に
関わる重篤な疾患ですが、発病したらした
で、今度は再発がたいへん心配な病気でも
あるのが大きな特徴となっています。
万一再発すれば必ず前回よりも症状や
後遺症は重度となり、生活でも仕事でも
多大な影響を及ぼす結果となります。
一度発症すれば降圧剤をはじめとした薬と、一生付き合っていくことになるのも、
脳梗塞の特性ですが、再発や予防に役立つ食品を知って食生活を改善していくことも
大変に重要なことです。
脳梗塞を罹患するまでは肉も脂も好き放題に摂っていましたが、
基本的には野菜と魚中心、玉ねぎたくさんの食事へと大転換しました。
魚でも脳血管障害にとくに効果的といわれているのが、俗に「ヒカリモノ」と
呼ばれている鯖や鯵、秋刀魚などで、大好物であった大型種の鮪や鰹は次第に
食卓から遠ざかることになりました。
脳梗塞の予防に効果的な食品の中でも、発症後にとくにお気に入りとなったものが、
納豆や豆腐などの大豆加工食品と、ひじきやわかめなどの海藻類です。
高血圧や高脂質を防ぐためには、血流やコレステロール値の低減が重要になりますが、
たとえばワンフードダイエットのような極端な偏りがあれば、いくら予防に優れた
食品でも体調の低下や他の疾患の引き金となりかねません。
必要な栄養のバランスを保ちながら、脂質や糖質や塩分を如何に低く抑えるかが
大切になってくるのですが、食欲というもの中々に思い通りにはいかないもの
ですので、生活時間と食事をどうやって規則正しくキープしていくか、が分岐点
となるような気がします。
禁煙は脳梗塞の治療では絶対条件の
ようなものですが、飲酒はワインをコップ
1杯程度なら血流には良いとされています。
日本酒でしたら二合、ウィスキーでしたら
シングルサイズまでといわれていますが、
脳梗塞にご法度なのがビールに多く含まれて
いるプリン体です。
中性脂肪の大敵とされているもので、禁煙よりも別れが辛かった長らくの相棒でした。
タグ: 脳梗塞 予防 食品
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