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2012年は最近でも特筆すべき寒波が襲来
した年となりましたが、脳梗塞のリハビリを
続けていてこの季節気になるのは、回復の
度合いとこの寒暖の差です。

 

 

1月の終わりから2月にかけては朝の

気温がマイナス6.5度からプラス4.5度

という風に、一気に10度も違ったりしました。

 

 

脳梗塞のリハビリを外来で受けていた時にも、
理学療法士の方に伺ったのですが、
やはり患者さんのあいだでも寒くなると

動きが悪く、暖かくなると調子が良い、
また回復の具合も進捗が良いように思う、

そう訴える方が多いそうです。

 

 

医学的にはキチンと解明されたり説明されているわけでもないのだそうですが、
実際脳梗塞の発症後自身の麻痺した左半身を観察してみますと、とくに
後遺症の症状の顕著な左足では、温度差で動きがかなり滑らかさの部分で
変化するように思います。

 

 

痺れはあるものの街の人々の視線では気付きにくいであろう左手の麻痺でも、
気温が上がると痺れが軽減されているように感じること

は少なくありません。

 

 

脳梗塞の麻痺は事故や怪我で手足がなくなったようなものではなく、脳の
細胞の壊死によって、神経の伝達が上手く行われなかったり、機能しなく
なった状態ですので、いわば命令がちゃんと手や足に伝わりさえすれば、
これまで動いていたことを思えば、回復の可能性や方法はどんな状態から
でもあると思います。

 

 

寒くなりますとそれでなくてもぎこちない
脚の運びが、寒さに縮こまってさらに
カクカク度を増すことになりますので、
その動きがさらに緊張を高める悪循環を
招いてしまっているのかも知れません。

 

 

10度の温度差があった朝には、前日に
比べて朝の運動もはるかに気持ちが
楽でした。

 

 

走ることについても私の場合最大の課題である膝の滑らかな屈伸も、縮こまりのない
伸びやかなものでした。

 

 

脳梗塞のリハビリでは寒すぎる季節は、あまり回復度が進まないかも知れませんが、
でもリハビリは続けることが一番大切なことです。

 

 

そのためには無理しない範囲で決まった時間に続けていけるリハビリメニューや、
室内でも取り組める方法が大切になってきます。

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