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友人が交通事故を起こして病院に
担ぎ込まれた際には、血圧がなんと
270にも達していたそうです。

 

 

幸い事故が派手だった割には軽傷で
済んで、不幸中の幸いだったのですが、
その血圧を聞いたときには、自分が
脳梗塞で入院当初血圧が180くらい
あったことを、思い出していました。

 

 

脳梗塞を発症した原因は、最近では
メタボと略されて何やらオシャレな?

雰囲気すら感じられるメタボリック

シンドロームに依るものでした。

 

 

いわゆる生活習慣病である高血圧と高脂血症が、片麻痺とリハビリを
余儀なくされる生活を招いたのですが、元来は血圧が低い体質で
あったことを思えば、食事や運動、そして喫煙や飲酒

与える影響は、限りなく大きいものがあります。

 

 

入院後急性期のリハビリは3日目から

スタートしました。

 

 

最初の2日間は病室のベッドの上で、3日目からは車椅子に乗って
急性期のリハビリ室で治療受けることになりました。

 

 

その時にPTのセラピストから聞かされたのが、担当医から血圧200まで
ならリハビリを実施しても大丈夫と指示されている、との言葉でした。

 

 

あらためて自分の血圧の高さに驚くとともに、初週のリハビリ治療は、
まず血圧測定から始まっていたことを懐かしく思い出します。

 

 

素人考えでは血圧が160170もあるのに、立つ動作をしてみたり、
脚を動かしてみることは病状には良いものなのか、とも考えていました。

 

 

後日リハビリは発症後できる限り速やかに始めたほうが良いこと、
遅くなればなるほど動かしにくくなることを知って、病院やセラピストの
判断が極めて正しいことに気付きます。

 

 

点滴を付けたまま、日によっては心電図
モニターや配線を身体にまとったまま、
立てない身体を立たせてみる訓練は、
今にして思えばたいへん重要なこと
だったようです。

 

 

もちろん当時の私は、いきなり立てなく
なった衝撃と今後に言いようのない不安に
苛まれておりましたので、最初は
立ち上がることにもかなり自信が
ありませんでした。

 

 

脚に痺れは感じませんでしたが、自分の
足という感覚もない左脚が、果たして身体を

支えてくれるものなのか、不安しかないリハビリ治療のスタートでした。

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